画像生成AIというとStable Diffusionですが、使い始めるには10万円以上の高額なPCが必要となったり、環境構築をする手間を考えると、画像生成AIに興味を持ち始めた方にとっては敷居が高いです。ただし、画像生成AIブームの波に乗って多くの画像生成AIのサービスが登場しています。中には無料で画像生成を楽しめるサイトも登場しているので、画像生成AIを試すなら今がチャンスです。そんな中で、今回は国産の画像生成AIサービスであるchichi pui(ちちぷい)を紹介します。
他のサービスが気になる方は次の記事も参考にしてみてください。
ちちぷいとは?
chichi-pui(ちちぷい)とは、日本の会社が運営している画像生成AIのイラストや画像投稿サービスです。日本人向けのUIにもなっているので、他の画像生成AIサービスに比べると親しみやすいのが特徴です。また、機能もシンプルでわかりやすく画像生成AIをはじめて使う人にとっては使いやすくておすすめです。
ちちぷいの会員登録から画像生成まで
右上の「ユーザー登録する」をクリックしてユーザー登録画面へ切り替えます。
お好きなSNSを選んで連携します。
するとログインした状態でトップページに戻ります。画面上部に画像生成というメニューがあるので、そこをクリックすると画像生成画面へ切り替わります。
すると画像生成画面が表示されます。
今回はグラビア画像を作成したいので、モデルを実写系モデル(SE_GARNET)に切り替えます。画像のサイズも縦長のほうが良い画像が生成されやすいのでサイズの変更をします。
次に呪文(プロンプト)を入力します。ここは参考になる呪文(プロンプト)を入力しましょう。本記事では、散布うろtして「白いビキニとビーチという」テーマの呪文(プロンプト)で画像を生成してみます。お気に入りの呪文(プロンプト)をちちぷいで検索しても良いです。
(8k, RAW photo, unrivaled clarity, masterpiece:1.2) Photo of a short hair beautiful Japanese idol on the beach.white bikini,shiny skin, wet skin, upper body
生成されるまでに数十秒待ちます。生成された画像がこちらです。
以上が画像生成の基本的な使い方の解説となります。
ちょっと待ってねと表示される
時々、「ちょっと待ってね」と表示されることがあります。このときは再度画像を生成せずに待ちましょう。ページをリロードするとちょっと待ってねという画像が生成画像に変わります。
他のモデルを選びたい
ちちぷいですが、使えるモデルがイラスト系と実写系がそれぞれ1つずつしかありません。ただし、Stable Diffusionモデルは数多く公開されているためもっと他のモデルを使いたいと思うかもしれないです。
そんなときは以下の2つの画像生成AIサービスがおすすめです。どちらも無料で使えます。SeaArtAIの方が利用できるモデルが多いです。
呪文(プロンプト)の書き方がわからない
呪文(プロンプト)については以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。構図、背景、服装、体型などを網羅的に解説しているので一通りのことが学べます。
シードと詳細設定の意味は?
シードとは画像のランダム性を制御する仕組みです。これをランダムにすると、同じ呪文(プロンプト)で繰り返し画像を生成しても様々な画像が生成されます。これを固定すると同じ呪文(プロンプト)で何度画像を生成しても同じ画像が生成されます。これはシードを固定して呪文(プロンプト)を調整すると、どのように変化するかを観察するために利用できます。
サンプラーとはStable Diffusionの初期ノイズの設定です。Stable Diffusionではノイズだらけの画像から、ノイズを除去するという仕組みで画像を生成しています。その初期ノイズのサンプリングに使う手法をサンプラーで設定することができます。
ステップとは画像生成のステップ数のことです。ステップ数を大きくすると、画像の品質が向上することがありますが、その分時間もかかります。一般的には20~40の間で設定されることが多いです。
スケールとは呪文(プロンプト)と画像としての整合性のバランスを調整するパラメータです。これを上げると呪文(プロンプト)が強調される分、画像としての整合性がおろそかになります。下げると呪文(プロンプト)の影響度が減り、画像としての整合性を重視するようになります。基本的には変える必要はありませんが呪文(プロンプト)の効き具合が悪い場合は上げるのをおすすめします。
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